部活を辞めた。
正式にはまだ辞めてないけど、辞めたようなものだ。
どうしよう。どうしようもないから辞めるのだ。
それでも整理しておきたい。
どうしてこうなってしまったのか。
まず、自分の部活遍歴からだ。
小学生の時は水泳、硬筆、ピアノ、ダンス、ボランティア、テニス、バルーンアート、
バトン、はたまた演劇など様々なジャンルに手を出してきた。
長続きしたのは硬筆と水泳くらいである。
他は驚くほど迅速に手を引いていて、その水泳ですらも、ここからもっと上手くなるだろう、
という級位に来たところで丁度、辞めた。
理由。面倒だったからだ。
中学。
吹奏楽部に入った。
なんとも理由はなく、音楽は一度も手を出したことのないジャンルだったから、というのと、
仲がよいとこちらが一方的に勘違いをしていた友達が有無を言わせずこの部活に入ったからだ。
特になんのリサーチをすることもなく、ホルンが人足りないからホルンにきて、と
先輩に手を引かれ、ホルンを手に取る。
金管楽器の独特の匂いと重みと冷たさ。
好きだったのかもしれない。
私の後にもう一人、ホルンの子が入って、二人だけでパート練習。
その後入ってきた子に、いじめを食らう。ありがち。
材料をたくさん集めて、誹謗中傷で溢れたメールを保存。保存。保存。
初めて携帯を学校に持っていった日に、涙を貯めながらごめんなさいと言う女。
先生が私に問う。これで許せるか?
「許せません」
この辺から、両親とも友達ともうまくいかなくなったきがする。
それに比例して、ゲームやら漫画やらにずぶずぶ。ヒッキーロード。
だって誰も気づいてくれないんだもんね。
本当のことに触れるのはいつだって面倒なんだよ。
なるべく一人で解決するようにしよう。と思った。
あと、自分を信じられなくなった。なんでだろ。
高校。出席番号が前後ろだった子に初めて話しかけられる。
結局、三年間同じクラスだったんだけどその子に誘われてダンス部に入る。
ダンス部。うむ。言わずもがな。
ナチュラルボーン綺麗可愛いな女の子達が、キレッキレで踊るのだ。
その学校はダンス部がちょっと有名で、とってもかっこよかった。
できるとは思ってなかったけど、努力次第でどうにかなるか、と
努力が一番嫌いなくせして努力しなきゃいけない道に足を突っ込む。
結局、思い出したくもない苦い思い出ばっかりになって、
半年足らずで辞める。
高校か。つらかったな。
そのあと。弓道部。なんでだろう。
一年の12月1日。入部。めっちゃ覚えてる。
体育祭で一緒に頑張った友達が、弓道部だった。
弓道。かっこいい。って入った気がする。
まあ一応引退したな。県大会予選も行ったしなかなかいい経験になっていた。
これもまた部内が恋愛沙汰やら調子に乗った後輩やらでぐしゃぐしゃで、
半ば諦めたまま卒部した。卒部したんだ。頑張ったね。うん。
送別会の時に卒業生は一言ずつ言うんだけど、
部活に入るかどうかはわかりませんが弓道は続けていくと思うので、
またどこかで会えると嬉しいです。的なこと言った。覚えてる。
そういえばもうこの時から弓道自体は大好きだったみたいだ。
大学生。
卒業すら危うかった私が晴れて県内私立でもなかなかの所に合格できて、
これで夢のキャンパスライフだーだのなんだの妄想ふわふわさせてたんだけど。
机だし見て部活紹介みて、サークルには入る気になれなくて、体育会にしよう、と
思ったけど結局どれもピンとこなくて机だし期間が過ぎて仮入部期間が過ぎて
授業も始まってじゃあどうするってなった時に、その時一番仲良くしていた子が
弓道部に入ってくれるというからそりゃもう!って感じで入ったわけですが。
思い出すだけできつかったよ入った瞬間大会役員させられるんだから。
ひたすら看的。白房。赤旗。白房。赤旗。白房。赤旗。
もう何がきつかったかとか思い出せないけどめちゃくちゃきつかった。
どうしようもなくきつかった。どうしようってくらいきつかった。
辞めていった子も何人もいる。
その子たちから話も聞いた。みんな言っていること間違っていない。
じゃあなんでやってることは間違ってるの?
言葉ってなにそんなに軽々しくでも思うんでしょこれじゃいけないって思うんでしょ
じゃあお前はどうなんだよいやごめん私もできてないよだからやめるよ!!!!z」jhんrt-@p「t
弓道好きだ。
弓道が好きだ。
弓道が好きで、高校の時の引退試合で悔しい想いしたのがまだ気がかりで、
なんとなくだけど野心もあって部活に入った。
一生懸命やりたかった。一生懸命が、一生懸命に見えないのが私のデメリットだ。
なんでも卒なくこなせるように見えるらしい。
だから少しでもこけると大コケしているように見える。
石ころ程度のつまづきでも、私にとっては塗り壁なのだ。
一生懸命やりたい、という気持ちも裏目に出た。
今年からこの部活はルールがゆるくなっているらしい。
それでもきついが。
そのせいか、今年の最下級生はサークルノリが抜けない。
わたしには合わなかった。
適当に喋り、適当に流し、適当に終わらせる。
それの繰り返しが意味のあるものとは思えなかったので、
それを変えたかったが、変えたがっている人はいないようだった。
ぬるま湯なんだからぬるま湯のままでいいじゃん。だって。さ。
感情が顔に出る人はいっぱいいるが、私は顔じゃなく身体に出る。
身体が壊れる。体調を崩す。どこまでも崩す。崩しまくるのだ。
精神に比例して身体がガタガタになっていって、病名がついてやっと休める。
怖かった。練習中に頭痛を起こすことも腹痛をおこすことも、
目眩も立ちくらみも全部全部怖かった。
それを理由に休んでいるのが、申し訳なかったから。
みんな頑張っているのを知っていたからだ。
どうやらこの代はオワリだ、って言われているらしい。
もうこの代で部活を続けられない。
そう思った。
経済的にも身体的にもそりゃつらいけど、それだけじゃない。そこじゃない。
私の聞いてほしい叫びはそれじゃない!
先輩が好きだった。
努力して結果を出してそれでも邁進する姿は、世界で一番格好良かった。
本当だ。あんな風になれるかな、といつも夢見ていた。また夢のままだ。
一番の心残りはそれだ。先輩と一緒に、あの大舞台で弓をひきたかった。
シーズン最後の試合で、競射にかかったうちのチームで、
1年生の中で一番的中の出ていなかった私を選手に選んでくれた。
的中が出なくても、その射なら大丈夫、大丈夫だから
いつも通り引いてご覧、って後ろで先輩が見てる、深呼吸を促す、大きくて細い肩、
上下する、的を見る、的を見たらもうそこは世界、自分だけの世界、
一本だけあたった。
もう一本で負けてしまったけど、もう一本だった。
それはチームにとってすごく大きかったと思う。
悔しい気持ちと悔しい気持ちと悔しい気持ちがなぜか涙になって、花粉症みたいになって、
かけを濡らさないように胸当てのところに挟んだ。
先輩と一緒に引きたかったな。
もう一年、早く生まれていれば、と思うことがある。
夢物語すぎて、笑うことさえできないが。
新人戦は、完全に一人で戦っていた。
それで、一人で勝った。個人入賞。
OBの先輩も、私が女子Aチームリーダーと勘違いしていた。
違うよ。
いろんな人が喜んでくれたけど、一番わたしが安心していた。
多分あの場所で勝つためには、一人で戦わなきゃいけないんだと思う。
私には、荷が重すぎる。だって誰も助けてくれない。これは本当だ。
みんな面倒なお荷物は一つで十分、って思ってるから。
理不尽なんかじゃない、至極当たり前のことなのだ。
一人で戦える人も知っているけど、あれは同期の先輩方でも認める超人だ。
あれにはなれない。努力次第?そんなことはない。あれは才能だ。
一人で戻るのがこわい。
理解者はもういない。
それで戻ったとして、一人でやっていけるのか、と言われると、
絶対に無理だお前には。って断言できる自分が後頭部あたりにいる。
それで戻ったとして、先輩方が引退したら、って考えると、
もう本当に無理だろう。ついていく人がいない。
なれたらよかったんだけど。
それは望まれてることじゃないし。
ああ。
幸せかあ。
旦那さんに相談した時、このまま続けても幸せになれないだろ、って言われた。
ああ。幸せか。幸せな気持ちで弓が引けたら、それほど素晴らしいことはない。
弓道はどこでもいつでもできるから、というのは逃げ道で、
本当はやめたくないんだ。でもね、お前それ本当に
やめたくないの?って言われるくらいなことしてきたからな、もう限界。
やばいしにそう。
ご飯食べてもう少しだけ気持ちを整理しよう。
正式にはまだ辞めてないけど、辞めたようなものだ。
どうしよう。どうしようもないから辞めるのだ。
それでも整理しておきたい。
どうしてこうなってしまったのか。
まず、自分の部活遍歴からだ。
小学生の時は水泳、硬筆、ピアノ、ダンス、ボランティア、テニス、バルーンアート、
バトン、はたまた演劇など様々なジャンルに手を出してきた。
長続きしたのは硬筆と水泳くらいである。
他は驚くほど迅速に手を引いていて、その水泳ですらも、ここからもっと上手くなるだろう、
という級位に来たところで丁度、辞めた。
理由。面倒だったからだ。
中学。
吹奏楽部に入った。
なんとも理由はなく、音楽は一度も手を出したことのないジャンルだったから、というのと、
仲がよいとこちらが一方的に勘違いをしていた友達が有無を言わせずこの部活に入ったからだ。
特になんのリサーチをすることもなく、ホルンが人足りないからホルンにきて、と
先輩に手を引かれ、ホルンを手に取る。
金管楽器の独特の匂いと重みと冷たさ。
好きだったのかもしれない。
私の後にもう一人、ホルンの子が入って、二人だけでパート練習。
その後入ってきた子に、いじめを食らう。ありがち。
材料をたくさん集めて、誹謗中傷で溢れたメールを保存。保存。保存。
初めて携帯を学校に持っていった日に、涙を貯めながらごめんなさいと言う女。
先生が私に問う。これで許せるか?
「許せません」
この辺から、両親とも友達ともうまくいかなくなったきがする。
それに比例して、ゲームやら漫画やらにずぶずぶ。ヒッキーロード。
だって誰も気づいてくれないんだもんね。
本当のことに触れるのはいつだって面倒なんだよ。
なるべく一人で解決するようにしよう。と思った。
あと、自分を信じられなくなった。なんでだろ。
高校。出席番号が前後ろだった子に初めて話しかけられる。
結局、三年間同じクラスだったんだけどその子に誘われてダンス部に入る。
ダンス部。うむ。言わずもがな。
ナチュラルボーン綺麗可愛いな女の子達が、キレッキレで踊るのだ。
その学校はダンス部がちょっと有名で、とってもかっこよかった。
できるとは思ってなかったけど、努力次第でどうにかなるか、と
努力が一番嫌いなくせして努力しなきゃいけない道に足を突っ込む。
結局、思い出したくもない苦い思い出ばっかりになって、
半年足らずで辞める。
高校か。つらかったな。
そのあと。弓道部。なんでだろう。
一年の12月1日。入部。めっちゃ覚えてる。
体育祭で一緒に頑張った友達が、弓道部だった。
弓道。かっこいい。って入った気がする。
まあ一応引退したな。県大会予選も行ったしなかなかいい経験になっていた。
これもまた部内が恋愛沙汰やら調子に乗った後輩やらでぐしゃぐしゃで、
半ば諦めたまま卒部した。卒部したんだ。頑張ったね。うん。
送別会の時に卒業生は一言ずつ言うんだけど、
部活に入るかどうかはわかりませんが弓道は続けていくと思うので、
またどこかで会えると嬉しいです。的なこと言った。覚えてる。
そういえばもうこの時から弓道自体は大好きだったみたいだ。
大学生。
卒業すら危うかった私が晴れて県内私立でもなかなかの所に合格できて、
これで夢のキャンパスライフだーだのなんだの妄想ふわふわさせてたんだけど。
机だし見て部活紹介みて、サークルには入る気になれなくて、体育会にしよう、と
思ったけど結局どれもピンとこなくて机だし期間が過ぎて仮入部期間が過ぎて
授業も始まってじゃあどうするってなった時に、その時一番仲良くしていた子が
弓道部に入ってくれるというからそりゃもう!って感じで入ったわけですが。
思い出すだけできつかったよ入った瞬間大会役員させられるんだから。
ひたすら看的。白房。赤旗。白房。赤旗。白房。赤旗。
もう何がきつかったかとか思い出せないけどめちゃくちゃきつかった。
どうしようもなくきつかった。どうしようってくらいきつかった。
辞めていった子も何人もいる。
その子たちから話も聞いた。みんな言っていること間違っていない。
じゃあなんでやってることは間違ってるの?
言葉ってなにそんなに軽々しくでも思うんでしょこれじゃいけないって思うんでしょ
じゃあお前はどうなんだよいやごめん私もできてないよだからやめるよ!!!!z」jhんrt-@p「t
弓道好きだ。
弓道が好きだ。
弓道が好きで、高校の時の引退試合で悔しい想いしたのがまだ気がかりで、
なんとなくだけど野心もあって部活に入った。
一生懸命やりたかった。一生懸命が、一生懸命に見えないのが私のデメリットだ。
なんでも卒なくこなせるように見えるらしい。
だから少しでもこけると大コケしているように見える。
石ころ程度のつまづきでも、私にとっては塗り壁なのだ。
一生懸命やりたい、という気持ちも裏目に出た。
今年からこの部活はルールがゆるくなっているらしい。
それでもきついが。
そのせいか、今年の最下級生はサークルノリが抜けない。
わたしには合わなかった。
適当に喋り、適当に流し、適当に終わらせる。
それの繰り返しが意味のあるものとは思えなかったので、
それを変えたかったが、変えたがっている人はいないようだった。
ぬるま湯なんだからぬるま湯のままでいいじゃん。だって。さ。
感情が顔に出る人はいっぱいいるが、私は顔じゃなく身体に出る。
身体が壊れる。体調を崩す。どこまでも崩す。崩しまくるのだ。
精神に比例して身体がガタガタになっていって、病名がついてやっと休める。
怖かった。練習中に頭痛を起こすことも腹痛をおこすことも、
目眩も立ちくらみも全部全部怖かった。
それを理由に休んでいるのが、申し訳なかったから。
みんな頑張っているのを知っていたからだ。
どうやらこの代はオワリだ、って言われているらしい。
もうこの代で部活を続けられない。
そう思った。
経済的にも身体的にもそりゃつらいけど、それだけじゃない。そこじゃない。
私の聞いてほしい叫びはそれじゃない!
先輩が好きだった。
努力して結果を出してそれでも邁進する姿は、世界で一番格好良かった。
本当だ。あんな風になれるかな、といつも夢見ていた。また夢のままだ。
一番の心残りはそれだ。先輩と一緒に、あの大舞台で弓をひきたかった。
シーズン最後の試合で、競射にかかったうちのチームで、
1年生の中で一番的中の出ていなかった私を選手に選んでくれた。
的中が出なくても、その射なら大丈夫、大丈夫だから
いつも通り引いてご覧、って後ろで先輩が見てる、深呼吸を促す、大きくて細い肩、
上下する、的を見る、的を見たらもうそこは世界、自分だけの世界、
一本だけあたった。
もう一本で負けてしまったけど、もう一本だった。
それはチームにとってすごく大きかったと思う。
悔しい気持ちと悔しい気持ちと悔しい気持ちがなぜか涙になって、花粉症みたいになって、
かけを濡らさないように胸当てのところに挟んだ。
先輩と一緒に引きたかったな。
もう一年、早く生まれていれば、と思うことがある。
夢物語すぎて、笑うことさえできないが。
新人戦は、完全に一人で戦っていた。
それで、一人で勝った。個人入賞。
OBの先輩も、私が女子Aチームリーダーと勘違いしていた。
違うよ。
いろんな人が喜んでくれたけど、一番わたしが安心していた。
多分あの場所で勝つためには、一人で戦わなきゃいけないんだと思う。
私には、荷が重すぎる。だって誰も助けてくれない。これは本当だ。
みんな面倒なお荷物は一つで十分、って思ってるから。
理不尽なんかじゃない、至極当たり前のことなのだ。
一人で戦える人も知っているけど、あれは同期の先輩方でも認める超人だ。
あれにはなれない。努力次第?そんなことはない。あれは才能だ。
一人で戻るのがこわい。
理解者はもういない。
それで戻ったとして、一人でやっていけるのか、と言われると、
絶対に無理だお前には。って断言できる自分が後頭部あたりにいる。
それで戻ったとして、先輩方が引退したら、って考えると、
もう本当に無理だろう。ついていく人がいない。
なれたらよかったんだけど。
それは望まれてることじゃないし。
ああ。
幸せかあ。
旦那さんに相談した時、このまま続けても幸せになれないだろ、って言われた。
ああ。幸せか。幸せな気持ちで弓が引けたら、それほど素晴らしいことはない。
弓道はどこでもいつでもできるから、というのは逃げ道で、
本当はやめたくないんだ。でもね、お前それ本当に
やめたくないの?って言われるくらいなことしてきたからな、もう限界。
やばいしにそう。
ご飯食べてもう少しだけ気持ちを整理しよう。
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かわいいおようふくをくれ。
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- ぷろふぃーる
HN:
しべり
年齢:
30
性別:
女性
誕生日:
1993/11/25
自己紹介:
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シングルベッドはせまいよね
おこめ。お米がすきだよ
おもち。お餅がすきだよ
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